終わらない大江戸温泉物語
こんばんは!!!
日曜日にお笑いで知り合った友達と2人でお台場の大江戸温泉物語に行きました。
日々疲弊した心身を癒すべく、温泉物語を綴りに。
いい装丁になるといいですね。
東京テレポート駅で待ち合わせをしました。
私は埼玉に住んでいるので1時間半ほどかけて向かうのですが、道中聴いていた曲が良すぎたのでURL載せます。是非聴いてくれ。
tofubeats / Don't Stop The Music feat.森高千里
MAN WITH A MISSION / higher
never young beach / 明るい未来
三曲くらいにしておきます。
東京テレポート駅からシャトルバスが出ていたので、10分程あったんだけどバス停で友達と会話をして待つことにした。
1ヶ月〜2ヶ月に1度は遊んだりご飯に行ったりするのでここ最近どう?などといった話をする。
ある程度話が落ち着いたのを見ていたかのように、赤ベースの和柄な塗装をされたシャトルバスがバス停へ到着した。
私は学生の頃乗っていたバスが後ろ乗りだったので、前乗りのバスに慣れていなかった。やけにバス停より後ろに止まるなあと見ていたら思わず
「あっ前乗りなんだ」
と口にしてしまった。友達は全然気にも止めていなかったので、ホッとしてバスに乗り込んだ。
2人掛けの座席に並んで座る。改めて感じたことなのだが、バスの2人掛け座席は狭いし、心を許していない人とはあまり座りたい気持ちにならない。
まあ温泉に行くんだから、気を許してない人と2人座席に座るなんてシチュエーションはそうそうないか。
温泉に着くまで他愛もない話をしていたらあっという間に運ばれてしまい、3分も乗っていなかった気がするほど距離が短かった。
温泉に着くと、まず靴を脱ぎ靴箱へ片しに行く。
そのあと受付をしにカウンターへ。
少し並び2人で受付をする。
簡単な説明とバーコードとロッカーの鍵が付いたリストバンドを渡された。
会計は後払い制で、入館料+館内での飲食や遊戯は全てリストバンドのバーコード読み取りで行うかなり便利な仕組みだった。
受付を済ませると、館内で過ごすための浴衣を選ぶ場所へ案内された。
浴衣は男4種類女5種類あり、帯が赤黄青黒から選べて組み合わせることができる。
2人で違う柄を選び帯も
「どれがいいかな?」「これ色合い可愛いよ」
などと会話をしながら見て決めた。もうこの時点でかなり楽しい。
浴衣を選んだら更衣室へ移動してロッカーで着替える。
最初マジで気がつかなかったんだけど、受付で渡されたリストバンドに「ひらがな+番号」が書いてあって、それが使えるロッカーのことだったらしい。
どおりでどのロッカーも鍵がついていないわけだ。
3分くらい「どこも空いてなくない?」「鍵ささってないもんね」ってウロウロしてた。
ふと上を見たら看板が「あ0000〜」みたいな表記になっているのに気づいて「待って?これ鍵渡されたやつじゃんね?これじゃない?」やっとロッカーへ。最初にそれ説明しておいてくれ〜〜〜
簡易浴衣だったので簡単に着ることができたんだけど、帯の結び方がわからなすぎてだいぶしかめた顔をしてしまった。
友達はささっと結んでたので「学校で習ってないんだが」と私は思いつつ「どうやったの…?」と聞いたら「なんか適当でいいかなと思って横で結んじゃった」と返されたので長すぎる帯を結んでもらった。
浴衣、良すぎる。私の選んだ柄がかなり町娘感があるもので、友達は女将感ある柄だった。
2人とも即決して女将と町娘に変貌してしまった。
女将と町娘、いざ出陣。
お腹すいたなって話になったので、ご飯を食べることにした。
ウロウロして見る場所が多すぎて人とぶつかりそうになる。
質の高い屋台のような飲食店が多く、お酒も飲めるし、案外安いし、お茶と水は無料で飲めるしで住めるレベル。
私は鮭といくらの海鮮丼を食べた。
¥1190税抜。
ご飯も普通にちゃんと入ってて、具材も美味しいし味噌汁も美味しかった。漬物も。
全部平らげたらお腹いっぱいになってしまったんだけど、友達は海老天丼を食べて同じようになっていた。
少し休憩しようとそのまま座って談笑する。
席の近くにアイスやお酒が売っている店があったので、落ち着いてきた頃に友達が抹茶のミックスソフトを買いに行った。
ニコニコしながら帰ってきた友達がめちゃめちゃ可愛くて、友達になれてよかったと本当に思った。自分と一緒にいて楽しそうな人は大切にすると心に決めている。
ニコニコしている様子を見て私もニコニコしていたら、一口くれると言うのでありがたく食べたんだけど、とても美味しかった。
ショッピングモールで全く同じ物が売っていたとしても、きっとここで食べた抹茶のミックスソフトには敵わない。
ソフトを食べ終わったくらいに酒が飲みたいなとなって、同じ店で酒を買った。
友達はライチサワー、私は巨峰サワーを。
少し待つと元気な女性店員が
「お待たせしました〜」
とトレイにジョッキを2つ豪快に置く。
友達と顔を見合わせてしまった。豪快に置いたことよりも、日本酒スタイルでなみなみと注がれたサワーの表面張力。
プチパニックになった2人は何故か一緒にトレイを持って店を離れる。我に帰った友達が「えっあっ持って!」と私にトレイを渡してきた。
ちょちょ、ちょっと待ってくれ、溢れるぞ?いいのか?私の奢りならともかく自分のは自分で払ってるんだぞ?という気持ちを目で訴えると
「大丈夫大丈夫!気をつけて!」
と応援された。案の定めちゃくちゃ溢れた。溢す前提のトレイだろ。
トレイのびちょつき加減を見てくれよ。
溢れたのにこんなにあるし。沈殿してたし。
ストローでかき混ぜたら美味しいお酒になりました。
飲むのにかなり時間がかかったけど、飲んで、足湯に入った。
足湯用はんてん?みたいなものが貸出されていて、しっかりと借りて外に出たんだけど、めちゃくちゃ寒かった。
でも足がお湯に浸かるとポカポカあたたかくなってきて。足を冷やさないことは大事なんだなという会話をした。
そこで話したことは、スキンケア用品についてのことや、ライブに行った話、飲みに行った話、仕事の話などなど色々した。話が尽きない。
近くに生えていた木にハトが群れで遊びにきていて、突然バサバサッッッと音がするのでそのたびに私は「ひっ」と言っていた。ビビリなので。
足湯もそこそこに、縁日を遊んだ。
2人で駄菓子屋のおみくじを引いたり、手裏剣をやったり。
時間も夕方になってきたしといよいよ温泉へ向かうことにした。
脱衣所でバスタオルとフェイスタオルを貰う。パパッとロッカーで化粧を落とし、洗い場へ。
その後「どれから入る?」とわいわいしながら浴槽に入る。風呂最高。
日曜日だけどそもそもが広いので全然窮屈じゃない。
他にも何種類か中の風呂を楽しんで、露天へ向かう。
出るまでの2枚の扉を超える時、アホほど寒かったが外のお湯は少し熱めに設定されていて、心地よかった。
外の空気を吸いながら温かい湯に入るのは、湿度が少なくてよい。
1時間ほど風呂を楽しんで、流石にそれだけ入ってたらのぼせてきたので引き上げた。
「お風呂入ったらお腹すいたねー」「何食べようか」
そんなことを話しながら浴衣に着替える。
プラプラと何を食べるか見て回り、たこ焼きを食べることにした。
私は明太マヨたこ焼き、友達はねぎ塩たこ焼きを。
ピリ辛で美味しい。外カリ中は激アツで猫舌の私はヒーヒー言いながら食べる。
友達よりはるかに時間がかかって食べ終わった。
私はアイスを食べることにした。風呂上がりにアイス、温泉きたらやりたいですよね。
食べるのが基本的に遅いので、暖かい館内は危険。
普通にラングドシャからアイスが出てきて慌てました。
ラングドシャからアイスが滲み出ることをそうそう体験する人いないでしょ、ほんと危ないんでみなさんはとっとと食べてください。
友達はさっきたこ焼きを買った店でポテトを買ってきて、2人で食べました。
バカみたいな量が盛られていて、友達が「メガ盛りポテト」と言っているのを見た瞬間「バカ盛りポテトじゃん」と思ったのですが、言うのをやめました。ここで言ってしまったので言わなかった意味がないですが。
バカ盛りポテトが来た時、私はまだアイスを食べていたのでポテトにアイスをつけて食べたら悪魔の食べ物(意味不明なほど美味い)が生まれてしまった。
携帯の充電が危なくなってきたので、充電ができる場所を浴衣を貸してくれた場所まで聞きに行ったら、さっきバカ盛りポテトの皿を片付けた返却場所の近くで、また戻ることになった。
20分100円だったので、片方ずつ充電したほうが安全だねと私から充電をした。
20分の時間を潰すのにタバコを吸いに行ったり、お土産やさんを見たり、写真撮ったりなんやかんやしてたらすぐ終わってしまって、友達の番になった。
友達の番の時は歩き疲れたし、と充電所近くのベンチに座り、お茶をすすりながら少し真面目な話をした。
こういう場所で真面目な話をするとちゃんと話せるな、と感じた。
一旦お風呂に入って清々しい気持ちになっているからとかもあるだろうけど、マジで誰もこちらを気にしている様子がないのが良かったのかもしれない。
話をしていたら20分なんてあっという間で、充電も終わったしボチボチ帰ろうかとなった。
更衣室で着てきた服に一枚一枚着替えている時、服を重ねていくたび現実に引き戻されている気がして「あ〜〜〜〜〜」となってしまった。
退館の場所でリストバンドを渡す。
会計は6000円程で、思ったより安く済んだ。
帰りのシャトルバスを待っている間、外観を撮ったりした。
プロジェクションマッピングをしていたんだけど、範囲が狭すぎて
「?????なんか屋根のとこ動いている」
くらいにしか思わなかった。いる?????
車内で友達と
「楽しかったね」「また行こうね」「はとバスツアーとか行きたくない?」「いいね」
そんな会話をした。次はバスツアーに感動したいな。
駅前にあった観覧車が、帰るのをいっそう嫌にした。
帰りは途中まで友達と電車が一緒だったので、並んで座り感想を話し合ったり写真を送りあったりした。
30分ほど一緒だったのだけれど、友達と帰る電車は行きの30分より圧倒的に過ぎるのが早くて。
友達と別れた後の電車が異様に長く感じられた。
たくさんの思い出をありがとう、大江戸温泉物語。
また癒されに行くね。