好きな人のためなら、という気持ちがありすぎる

繁忙期が「これから君たちを楽しませてあげるね」と夜な夜な我々の精神を切り刻む刃物を上質な砥石で丁寧に丁寧に仕上げているのをただ、黙って見ていることしかできない

無き力、と書いて無力

我々は繁忙期に対抗する術など持ち合わせていないのだ

1日が過ぎていくにつれて一歩 また一歩と近づいてくる

この時期になるといつも「足が遅い人を永遠に狙い続ける足が速くても優しさのかけらもない人」とやっていた鬼ごっこを思い出すな

みんな忙しいのはわかってるし忙しいのはみんなのせいではないから 本来ならみんながイライラする必要などないのだけれど 接客というのは客からのストレスをぶつける場所が(働いている最中は)無いので ちょっとしたミスをした人や行動するのがゆっくりな人 反抗しない人などに矢が向く

今まで優しく接してくれてたのに突然冷たく当たられる、なんてことはザラで でも優しい時を知ってるから嫌いにはなれなくて ただ「どうして?」と思う

されたことはないので明確にはわからないけれどDVってこんな感じなのかもしれない

嫌いな人がゼロというわけではない 一緒に働く以上は好きでも嫌いでもない状態をキープするようにしている でも今の職場は幸い好きな人の方が多いから この時期になると「忙しくてイライラしちゃってる好きな人を嫌いになりたくないな」と思う

自分も忙しくてイライラすることはあるけど人に当たりたくないし、タバコの消費量がどんどん上がっていくな

全然みんながイライラしなくなるなら当たってくれてもいい、くらいにこの時期は思う

ストレスは溜まるけどね

どうしたらいいんだろうね

イブもクリスマスも大晦日も元旦も出勤

忘年会もしたいね、誘ってね

もし私が忘年会とか誘ったらきてほしいな、あまり私から誘うことないから来てくれたら嬉しいし

じゃあね