へんじがない ただのしかばねのようだ
いつも喉が痛くなる時とは別の「物を飲み込む」と痛みがあった
小学生の頃おたふく風邪をやったあの痛みに似ていて、去年喉が痛くて病院に行った際貰った喉の薬を飲んで様子を見た
本当に治る気配がゼロだったので次の日病院に行くと
「あー、腫れてるね薬出しときます」
喉の薬を貰った。受付で支払いを済ませ帰宅する。
薬を早速飲んで、午後の出勤まで暇を潰していた。
出勤をして、働いている時もずっと喉が痛い
夕方あたりから肩が凝り始め、腰まで痛くなってきた
なんとか仕事を終え、同僚と
「いやー疲れたなー」
などと会話しながら外の喫煙所で一服してから帰ることにした。昼間暖かかったが夜はまだ寒く、吐き出す煙と息が混ざり合っては消えていく
「流石に夜は寒いっすね」
「そうだねー寒いし帰ろうか」
「あ、やっぱ寒いっすよね?私の具合が悪いから寒いんかと思いました」
「いや、寒いよ大丈夫?風邪ひいたんじゃない?」
そんなやり取りをして電車に乗った。途中まで一緒に帰り、別々の駅で降りる。
最寄りへ向かう電車はいつも空いていて、座れない日はイベントがある時だけ。
座ってもやけに体がしんどいと思ったが、なんとか家まで帰った。
家に帰りお腹が空いたのでご飯を食べることにした。食べる気が起きない。何故?
親に「熱測ってみたら?」と体温計を差し出されたので「いやいや」と言いながらも受け取り、脇にさす。
90秒程経って電子音が鳴る。
「ま、言ってもそんな…ホッホッ」
取り出した体温計を見ておじいさんのような笑い方をしてしまった
液晶にはハッキリ【38.9℃】と映し出されていた
人は熱が上がりすぎると大丈夫になるらしい。
夕方あたりからしんどかったので3時間程高熱で働いていたということになる。
よく倒れなかったと褒めてあげたい。
そこからどんどん熱は上がっていき、夜中に目が覚めて体温を測ったら【39.4℃】と書いてあって、心が折れたまま眠りについた。
翌日目が覚め熱を測ったところ【39.7℃】と書いてあった。
いよいよ燃えるのではないか?と思い始めた。人間40度を超えると危ない話を思い出して、とてつもなく不安になる。
昨日も行ったのに、とぼんやりする頭で車の助手席に座りながら病院へ行った
医者に診てもらったところ
「酷い扁桃腺炎」
とのことだった。医者が「酷い」と言うんだから酷いに決まっている。実際四捨五入して40℃出てるわけで。
インフルエンザではなくて、激痛が走る喉と同じ側の耳が痛いのも扁桃腺炎のせいらしい。
今は治っているのでピンピンしているが、耳が痛いと本当にこの世の終わりみたいな顔をしてしまう。
耳が扁桃腺炎で痛くなるのも子供が多いと言われたが、個体差として認識してくれ医者だろと思ってしまった、体が不健康だと心が荒む。
健康大事。
無駄な夜更かしはやめようと思いました。
終わりです。病院はすぐ行きましょう。